「所長のこらむ」の過去掲載分です。
平成23年 |
事務所で開催している「ドラッカー教室」も4ヶ月を経過した。目的はマネージメントを学び、関与先の経営に少しでもお役に立ててもらえたなら。との思いからである。 教室の中ではマネージメントについての捉え方や位置づけが繰り返し議論の対象となるが、参加者の発言からは微妙な違いが感じられ議論が噛み合わないような場合が時々ある。厄介なことには、同一人が時に応じて異なる主張をすることも・・・。 が、そんなことは乗り越えて議論は続く。複雑にして激しい変化の現代社会では、柔軟な思考力が何より必要だ。
教本「マネージメント エッセンシャル版」での定義付けは『今やあらゆる先進社会が組織社会となり、主な社会的課題はマネージメントにより運営される組織の手にゆだねられている。従って、よりよい社会の形成には組織が機能するためのマネージメントが成果を上げなければならない』とあり、これをどう受け止めたかである。で、いつもの命題「おまえはどうか」勿論、時に応じての自覚はある。
これからも続く『教室』では、様々の矛盾も含んで議論は積み上げられる。そして、いずれ参加した人々の意識形成に資するものと期待している。
本欄ではおなじみのドラッカー。ドラッカーが発した多くの言葉の中から。
*「先進社会は多様な組織からなる組織社会」であり「人は皆、組織と共に働く」今やあらゆる先進社会は組織社会となり、主な社会的課題の全てと現代社会そのものの機能が、これら組織の仕事ぶりに懸っている。しかも、今日の市民の典型は、組織を通じて働き、組織に生計の資を依存し、組織に機会を求める。 などと書かれています。
<ナンノコッチャ> と 言うことで、今年の8月以降ドラッカーの研修を始めました。
初回8月のテーマ【企業の目的は顧客の創造】 以後 9月【われわれの事業は何か】
10月【被用者社会の到来】 来11月は【マネジメントの役割】以後 継続実施 期限なし。
ドラッカーを始めて変わりだしたこと。 (スタッフの話す内容に味わいが出てきた〉こと。スタッフから出てくる〈監査報告書に書かれる内容に深みが出てきた〉こと。
松永個人的に変わりだしたこと。関与先で起きている問題の処理対応が見えだしてきたこと。経営者の方々が話される内容の背景が解りだしてきたこと。其他・・・・
ドラッカーは好きで読み込んではいたのですが、一人より多くの人の考えが聞ける研修では深みが違うのを再認識しています。
関心がおありでしたら、参加をどうぞ
東海税理士会所属 |
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松永文宏税理士事務所
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